ハーブティーで腹痛が改善する!お腹の痛みや胃腸の不調におすすめの種類を紹介

ハーブティーで腹痛が改善する!お腹の痛みや胃腸の不調におすすめの種類を紹介

仕事のストレスや身体の冷えなどが原因で、「お腹がよく痛くなる」という方も多いのではないでしょうか。一時的な腹痛や繰り返すお腹の不調にお悩みの方は、手軽に摂取できるハーブティーを飲むと良いかもしれません。

今回は、腹痛の原因やお腹の痛みに期待できるハーブティーの効果について解説します。さらにおすすめのハーブも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

腹痛の主な原因

一口に腹痛といっても、その原因は実にさまざまです。主な原因としては、次のようなものが挙げられます。

<腹痛の主な原因>

  • ストレス
  • 自律神経の乱れ
  • 温度差
  • 食習慣
  • 消化器疾患の病気(胃、十二指腸、大腸など)

ご覧のように、腹痛の原因はストレスや温度差といった一時的なものから、重篤な病気の症状にいたるまで多岐にわたります。現代に多いのはストレスや自律神経の乱れによる腹痛ですが、消化器系疾患の病気が原因で腹痛が起きている可能性もあるため注意が必要です。

強い痛みを感じたり、いつもとは異なる違和感を覚えたりした場合は、早めに消化器内科を受診するようにしてください。

 

ハーブティーで腹痛は改善できる?

ハーブにはさまざまな効果・効能があるといわれており、ストレスの軽減や自律神経を整えるのにも役立つものが多いです。ハーブティーを飲むことで腹痛の原因にアプローチできる可能性があり、症状の改善・緩和が期待できます。

しかしながら、ハーブティーは万能薬ではありません。原因によっては効果がない場合もありますので、なかなか腹痛が治らないときや痛みが強い場合には、すぐに医療機関を受診しましょう。

 

腹痛に対するハーブティーの効果

腹痛に期待できるハーブティーの主な効果として、以下の4つが挙げられます。

<腹痛に対するハーブティーの効果>

  • ストレス軽減
  • 自律神経の調整
  • 体温の上昇
  • 整腸作用

それでは、ハーブティーに期待できる効果について、詳しく見ていきましょう。

ストレス軽減

ハーブティーに含まれる成分のなかには、ストレスホルモンの分泌を抑えるものがあります。仕事や人間関係などが原因でストレスが溜まっており、すぐにお腹が痛くなってしまう方は、日頃からハーブティーを飲むのがおすすめです。

自律神経の調整

腹痛の主な原因である自律神経の乱れは、精神的ストレスや過労、慢性的な寝不足に起因することが多いです。前述のとおり、ハーブティーの飲用はストレスの軽減につながり、疲労回復や安眠効果も期待できますので、自律神経を整えるのに効果的といえるでしょう。

体温の上昇

ハーブティーには身体を温める作用があり、冷えによる腹痛に対しても働きかけてくれます。身体の冷えは血行不良や自律神経の乱れが原因であることが多いので、血行促進やストレス軽減に優れたハーブティーを検討してみましょう。

整腸作用

ハーブのなかには整腸作用に優れているものも多く、日頃から摂取することで腹痛のほか、胃もたれや消化不良の改善も期待できます。便秘や下痢の改善にも役立つ可能性がありますので、お腹の不調のセルフケアにおすすめです。

 

腹痛改善におすすめのハーブティーの種類

ハーブティーに期待できる効果・効能は、ブレンドされているハーブの種類によって変わってきます。腹痛の改善を目的とする場合は、以下のハーブが含まれているものがおすすめです。

 

ハーブの種類 期待できる効果・効能
ジャーマンカモミール 鎮静作用、ストレス軽減、冷え性の改善、抗炎症作用 など
レモングラス 消化器系機能の調節、リフレッシュ、体温の上昇 など
ペパーミント

胃腸の機能調節作用、リフレッシュ、抗炎症作用 など

ジンジャー

体温の上昇、発汗作用、胃腸の冷えからくる食欲不振・消化不良の改善 など

 

ジャーマンカモミールは、ハーブティーの原料としてもっとも有名なハーブのひとつで、心身のリラックスを促すことに優れています。ストレスによるお腹の不調に悩まされている方は、毎日の習慣に取り入れるのがおすすめです。

また、レモングラスやペパーミントには、胃腸の調子を整える作用があります。その働きによって腹痛をはじめ、消化不良・食欲不振・下痢などの改善が期待できるおすすめのハーブです。冷えによる腹痛が起きやすい方は、身体や胃腸を温めてくれるジンジャーを検討してみると良いでしょう。

 

腹痛改善のためにハーブティーを飲む際の注意点

前述のとおり、腹痛の主な原因はストレスや自律神経の乱れですが、消化器疾患の病気に起因するケースもあります。いつもとは違う痛みを感じたり、なかなか症状が治らなかったりする場合は、医療機関を受診してからハーブティーの飲用を検討しましょう。

 また、ハーブのなかには持病やアレルギーをお持ちの方、妊娠中・授乳中の方が避けたほうが良いものもあります。該当する方はかかりつけ医や薬剤師に相談したうえで、ご自身の身体に合ったハーブティーを選ぶようにしてください。

 

まとめ

ハーブティーにはストレスを軽減したり、自律神経が整いやすくなったりする作用があり、その働きによって腹痛の改善・緩和が期待できます。さらに胃腸の調子を整える作用もありますので、消化不良や食欲不振などでお悩みの方も、ハーブティーでのケアを検討してみると良いでしょう。

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