ハーブティーで良い睡眠を手に入れよう！おすすめの種類や効果的な飲み方も紹介

仕事や育児などで忙しい日々を過ごしていると、「なかなか眠れない」「寝ているはずなのに疲れが取れない」といった問題に悩まされることもあると思います。そのような睡眠に関する悩みをお持ちの方は、安眠効果が期待できるハーブティーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

今回は、睡眠に対するハーブティーの効果について詳しく解説します。おすすめの種類や飲み方にも触れていますので、ぜひ睡眠の改善にお役立てください。

 

ハーブティーに安眠効果は期待できる？

ハーブティーの豊かな香りには気分を落ち着かせる作用があり、その働きによって安眠効果が期待できます。加えて、ハーブに含まれる成分が神経を鎮静させ、心身のリラックスを促すことも睡眠に良いといわれる理由のひとつです。

なお、ハーブティーで安眠効果を得るためには、寝る前に摂取する必要があります。多くのハーブティーはカフェインなどの刺激物質が含まれていないため、就寝前でも安心して飲めますよ。

 

睡眠に期待できるハーブティーの効果

睡眠に期待できるハーブティーの効果として、以下の3つが挙げられます。

代表的な睡眠障害である不眠症は、過度なストレスや不安、自律神経の乱れなどから発症するケースが多いため、ハーブティーを飲むことで

症状が改善されるかもしれませ。それでは、紹介した3つの効果について詳しく見ていきましょう。

リラックス効果

前述のとおり、ハーブティーの香りや成分には心身をリラックスさせる効果があるといわれています。寝る前に摂取してリラックス状態になることで、睡眠の質の向上が期待できますよ。

ストレスや不安の軽減

ハーブのなかには、ストレスや不安を軽減する作用があるものが多いです。例えば、カモミールには「アピゲニン」という成分が含まれており、不安を和らげる作用があります。先ほども軽く触れましたが、ストレスや不安を溜め込むと不眠症につながりますので、日頃からハーブティーを摂取してケアするのがおすすめです。

自律神経の調整

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」にわかれており、そのうち副交感神経の働きが高まることで深い眠りに落ちやすくなります。ハーブティーには自律神経を整えやすくする作用があり、副交感神経が優位になるように働きかけてくれるため、睡眠の改善が期待できるのです。

 

睡眠の質を高めるおすすめのハーブティーの種類

安眠効果を得るためにハーブティーを飲む場合は、リラックス効果や鎮静作用が期待できる、以下のようなハーブが含まれているものがおすすめです。

 

ハーブの種類	期待できる効果・効能
カモミール	リラックス、ストレス・不安の軽減、血行促進、抗炎症作用 など
パッションフラワー	鎮静作用、不安・緊張の緩和、ストレス性の胃腸障害の改善 など
リンデン	鎮静作用、ストレス・不安の改善、利尿作用によるデトックス など
バレリアン	鎮静作用、不安の軽減、抗うつ、頭痛の緩和 など

 

カモミールはリラックスしやすく、パッションフラワーやリンデンは鎮静作用があることから、不眠症の改善をしたい方におすすめです。バレリアンも鎮静作用による安眠効果が期待でき、さらに片頭痛・緊張型頭痛を緩和させる働きが認められているため、頭痛に悩む女性にも試していただきたいハーブです。

 

安眠効果を得るためのハーブティーの飲み方

前述のとおり、安眠効果を得るためにハーブティーを飲む場合は、寝る前に摂取して心身を落ち着かせる必要があります。入浴後のリラックス効果を高めたいのであれば、入浴前に飲むのもおすすめです。なお、ハーブのなかには利尿作用を持つものもありますので、就寝時刻の1時間前を目安に摂取するのが良いでしょう。

また、睡眠の質を高めるためには、就寝前に身体を温めることも大切です。ハーブティーに生姜やはちみつなどを加えると、効率良く身体を温められるほか、より飲みやすくなるのでおすすめですよ。

 

良い睡眠のためにハーブティーを飲む際の注意点

ハーブティーのほとんどはノンカフェインですが、商品によってはカフェインが含まれているものもあります。カフェインは睡眠を妨げる強い作用を持っていますので、安眠効果を期待してハーブティーを飲むのであれば、ノンカフェインのものを選びましょう。

また、ハーブのなかには持病やアレルギーをお持ちの方、妊娠中・授乳中の方が避けたほうが良いものもあります。加えて、薬との相性が悪いものもありますので、かかりつけ医や薬剤師に相談したうえで摂取するようにしてください。

 

まとめ